ビタミンDとガンの関係

不十分なUVB照射およびビタミンDにより経済的負担となると考えられている疾病は、ガン、多発性硬化症、および骨粗鬆症による骨折です。 心臓病、糖尿病、結核、および骨軟化症は、数値には一切含まれていません。 もしこれらを含めれば、不十分なUVB照射およびビタミンDによるコストは、この数値の数倍にも増加するでしょう。 経済的負担の算出に使用された紫外線の過剰照射に関係する疾病は、白内障、メラノーマおよび非メラノーマ性皮膚ガン、光線性角化症(後に皮膚ガンに変わるおそれのある「無害な」皮膚症状)です。
現在、18種類のガンについて、UVB照射/ビタミンDにより、どの程度、予防可能かを調査中です。しかし、この分析の目的には、以下の「ビタミンDに対する感度の高いガン」が含まれていました。膀胱ガン、乳ガン、子宮頸ガン、大腸ガン、食道ガン、胆嚢ガン、胃ガン、喉頭ガン、卵巣ガン、膵臓ガン、前立腺ガン、直腸ガン、腎臓ガン、子宮体ガン、ホジキン病および非ホジキン・リンパ腫です。
UVB照射/ビタミンDの新たな現状について、すべての科学者の間でコンセンサスが得られるまでは、一般に是認された事実にとどまるほうが賢明でしょう。 これについて詳しくは、次号でご紹介します。

* 科学者は、立証という言葉は使いたがりません。この主張がどの程度現実的であるかを示す完全な説明は、この記事のパート2に記載される予定です。
** 「Journal of Photochemistry and Photobiology」誌、第81巻、第6号、1276〜1288ページ。
題名「Comparisons of estimated economic burdens due to insufficient solar ultraviolet irradiance and vitamin D and excess solar UV irradiance for the United States」
筆者 William B. Grant, Cedric F. Garland, Michael F. Holick
*** 最小紅斑量

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